和式四弦 レアエワル LE'A'EWALU 絹糸弦 鈴木慎一 Shinichi Suzuki
例えばKOALOHA KCM-00 コンサートサイズ
ナイロン弦を絹糸弦60cmサイズ張り替えるだけで和式四弦改に早変わり!(音はハワイアン風ですが)
黄色い絹糸弦が南蛮樂器を和式樂器に変えます。
和樂器の三味線、箏と同じ材料の「絃」の音色を想像してみてください。誰にでも即座に日本の音色を味わえます。たとえロンドン、パリ、ミューヨークそしてミラノでも・・・。
絹糸は本来、弦ではなく「絃」という漢字が適当なのですが和式四弦という新語を広めるに当たり、みなさまに違和感なく受け入れられるためにあえて「絃」という言葉をしばらく封印いたします。丸三ハシモトのサイトと当サイトを較べて違和感を覚える方もおみえでしょうが御容赦ください。
本弦は滑りやすいので交換の際にプライヤーを使う方にはブリッジ周囲にテープでガードすることをお奨めします。
この絹糸弦に合いそうな木質の大小様々な大きさのウクレレでいろいろと試してみるのも一興でしょう。
藤、紫檀、桐、桑、檜、杉、ひば・・・・・
現代の中華四弦である阮咸、月琴はネックは花梨、紫檀、糸巻きはツゲ、紫檀、そして躯体外側の堅い部分に紫檀を用い、躯体表裏の円板部には桐を使うのがスタンダードのようです。
月琴でもほぼ同様ですが特に興味深いのはフレットに金属ではなく今だに竹を使っていることでしょうか。
どちらにしても旧式のままな劣性な木製ネジ式糸巻きを使っているのは妙なことであります。
和式四弦も当初は木製ネジ式糸巻きを考えなかったわけではないのですが未来に向けて遺る樂器として世に送り出す以上、採用するわけにはいきませんでした。
結果的には洗練されたスタイル、機能的な高性能パーツを採用して良かったと思っております。見た目がウクレレと変わらないじゃないかという方もみえますが撥弦樂器として基本構造が大きく変わらない以上、最終的に似たような形状になるのは自動車でも旅客機機でも何でも同様なことだと思います。
後述で提示しておりますが弊社はウクレレをデザインしたのではなく和式四弦をデザインしたのであり、その結果が叢雲、瀧波のフォルムなのであります。
日本への造詣の深い国内外有名ミュージシャンの方で弊社絹糸弦の試奏モニターを希望していただける方がみえましたら、ご本人様から直接、弊社まで連絡いただければ善処させていただきます。