和式四弦のチューニング設定は440Hz G・C・E・A (テナー含む)と しておりますが調律を半音でも低く設定すれば寿命も延びます。逆に高く設定すると断弦しやすくなります。テンションの低いまったりとした絹糸弦の「触り感」もなかなかオツなもの。ツルツルの味気ないナイロン弦とは全く違います。
音色も別物ですのでウクレレのように弾こうと思えば思うほど絹糸弦に違和感を覚えると思います。
※返品不可ですのでくれぐれも納得し事前了承のうえで購入してください。
和式四弦の標準設定はLow Gです。
当初はHigh G 仕様は全く想定していなかったのですがウクレレ奏者からレアエワルの絹糸弦でウクレレを弾いてみたい、というリクエストが少なくないので追加設定することにしました。
絹糸弦ウクレレが普及するのも和式四弦・和式四弦改が普及するのも結果として日本の養蚕業、製絃業を活性するわけですので歓迎すべきイレギュラーと考えております。テナーサイズでもあるミニギターやギタレレTMでも使えるように六弦セットも新たに完成しました。これでウクレレに抵抗あるギタリストでも絹糸弦を楽しんでいただけるはずです。
下の「和式四弦・和式四弦改」ロゴ5種については和式四弦普及のために営利、非営利目的関係なしでそのまま、樂器類においてのみ御自由にお使いください。(大きさも変えて構いません)
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これは現在、市販化に向けてナット・サドル間で650mm+の弦長でクラシックギターに使えるように6本の弦それぞれの紡ぎだす音色のバランス、弾きやすさを加味しながら調合している状態です。
見てのとおり4弦からサドルへの巻き付けが変わってくることがお分かりになるでしょうか。このように一般的な金属弦、ナイロン弦とは比べようのないくらい太い径となっております。
6弦、5弦の太さがエレキベースの1弦、2弦あたりの太さと近似のため、演奏にあたって指への何ともいえない触感を与えてくれます。
ウクレレでは弦径が細すぎて演奏しても触感が物足りないというプレーヤーは少なくありませんがむしろ、この径ではギターとベースをひとつの楽器で演奏しているようなアメイジングな感覚があり、試奏される方は一様に「いまだ感じたことのない不思議な感覚だ」と評されます。
これがナイロンでも金属弦でもない1300年前の弦素材、絹糸の手触りなのです。
6弦構成は4弦構成より格段と絹糸弦径のブレンドが難しくなりますが和音の幅や深みは格段に上がりますので耳の良いギタリストにぜひ試してみていただきたいと思います。平安時代にギターがあったらいったいどんな音楽が生まれていたのでしょうか・・・。