渡来四弦も上陸して1300年程度経過していますが藤原貞敏公が日本に持ち帰ったとされる琵琶の銘器、紫檀の玄象(ゲンショウ)・紫藤の青山(セイザン)のように個体に単純な名前があるものは残念ながら見受けられません。ほぼ型番ではないでしょうか。 叢雲・瀧波は玄象・青山のように1000年後の未来に残せる逸品になるためのベースとして十二分に仕上げられたと自負しております。認知度が上がってきたときは日本中の蒔絵師の中で共作を希望される方とのコラボで正倉院に残してもらえるレベルの作品を実現したいと思っております。